エシカル消費の意味を解説するとともに、類似商品と変わらない値段だったり、類似商品よりもむしろ節約につながったりするエシカル消費の方法をお伝えします。
なお、エシカルとは、直訳すると「倫理的な」。
SDGsやサスティナビリティの文脈でエシカルという言葉が使われる時は
「倫理的な」という言葉を「環境や社会の未来に配慮した」という言葉に置き換えるとイメージがわきやすいと思います。
Contents
エシカル消費とは
「自分の消費行動に倫理的思考を取り入れ、社会価値や環境価値の高い商品やサービスを選んで消費すること」です。
いきなりピンとこないやつ!
例えば、味も量もほとんど一緒のチョコレートAとチョコレートBがあったとします。
Aは業界最安値。BはAの倍の値段だけれども、社会価値が高い。
この場合に、安いAを選ばず社会価値のあるBを買う、というのがエシカル消費です。
チョコレートの場合の社会価値の例
・原産地で児童労働をさせていない。
・労働者に適切な賃金を支払っている(フェアトレードを行っている)。
・農場の生産効率向上と農業従事者の負荷権限を図っている。
・加工工場では障がい者雇用を推進している。
チョコレートの場合の環境価値の例
・できるだけ有機農薬を使って栽培されている(土壌汚染、地下水汚染防止)。
・パッケージにプラスチックが使われていない。
・売り上げの一部を森林保全管理団体に寄付している。
社会的にも、環境的にもさまざまな方法で価値を生み出すことができます。

いままで高付加価値と言えば、美味しい、品質が良い、アフターケアが充実、等々
消費者が一時的に満足することばかりに目が行きがちでした。
でもこれからの高付加価値は社会(消費者も含む)や環境の持続性(サステナビリティ)が主眼。
消費者が社会価値や環境価値に対価を払うことで、その商品の生産と流通を支援することができます。
そして、一人ひとりの意識(倫理)と行動(消費)が集まって大きな流れを作り、社会や環境に良い商品が主流となっていきます。
でもそれって、消費者が損な気がするんですけど…
ご安心ください!必ずしも損するわけでありません。
高付加価値のものに好きなようにお金を使える状況にある方は決して多くはないですよね。
では、具体的にどんな消費行動からはじめればよいか?
誰でも始めやすいエシカル消費として、経済負担が今よりも増えないことを条件にした
類似商品と変わらない値段で買えるエシカル商品を紹介していきます。
ここで紹介する商品は、社会価値または環境価値があるにも関わらず、
類似商品と変わらない値段のものもありますし、類似商品よりもむしろ節約につながったりするものもあります。
経済的に決して余裕があるとは言えない私ですら取り入れているおすすめ商品です!
むしろ節約につながる良いことづくめのエシカル商品3選
ラベルレスペットボトルのドリンク
私は毎日炭酸水を飲みます。
大容量は飲み切る前にガスが抜けてしまうのでやっぱり500mlペットボトルが便利。
少しでも安く、少しでもプラを使わずに500ml炭酸水を毎日使いたい方は、
ラベルなしのペットボトル利用で、ちょっとだけですがプラ削減とリサイクル効率UP(ラベルとボトルの分別が不要)に貢献できます。
送料無料になるまとめ買いで普通に買うより値段も安い♪
しっかり泡立つシャンプーバー
私はヨガスタジオ、銭湯通い、旅行用としてシャンプーバーを愛用しています。
以前はシャンプーを小分けボトルに移して持っていくのが常でしたが、ミニボトルなのですぐになくなってしまう。
ミニボトルの継ぎ足し作業を毎週毎週行わなければならず、とにかく面倒くさかった。
シャンプーバーに変えればその作業は一切不要です。
1個当たりの価格は高く見えるかもしれませんが、このサイズで100回くらい使えるんです(私はロングヘア)。
持ち出し用として購入するのは年に1回程度。
トータル的に安上がりで、面倒がなく、しかも環境に良いときたら使わない手はありませんね。
さらに使ってみてわかったこと。
液体と違って密閉せずに持ち歩けるので、汗まみれの洗濯物の袋の中にそのままポイっと入れて帰ると、バッグの中が汗臭くならずに済む。
持っていくときはタオルに挟む感じでポイっと入れて持っていくと汗を拭くタオルがふんわりいい香り。
このシャンプーバーがなぜエシカル商品かというと、一般的な液体シャンプーに比べて
生産時から流通時にかけての二酸化炭素排出量が少ないこと、パッケージは紙製でプラスチックを一切使っていないこと等による
環境価値が評価に値するからです。
バンブーファイバーのおしゃれな食器
バンブーファイバーは竹のパウダーが配合された環境に優しい素材です。
そもそもなぜ竹なのかというと、
竹はとても成長が早く、放っておくと森林を破壊したり土砂災害を招くいわゆる「竹害」が発生してしまします。
(竹害については別の記事で詳しく紹介予定)
竹害を防ぐにはとにかく竹林が管理可能な範囲を超えて増えすぎないようにしなければならず、定期的な伐採が必須。
早く伸びる竹の特性を活かす取り組みの一つがバンブーファイバーによる商品開発です。
そして環境に優しいポイントはそれだけではありません。
・プラスチックの代わりになる。(しかもプラスチックよりおしゃれな風合いが出る。)
・生産過程で排出する二酸化炭素の量が少ない。
・生産過程で使用する合成樹脂が少なくて済む。
・処分(焼却)するときにダイオキシンが発生しない。
これら環境価値に加え、とても丈夫で落としても割れないので長く愛用することができますし、
デザインがおしゃれなこと、価格が安いというメリットがあります。
【バンブーファイバーのデメリット】
バンブーファイバーできた食器は電子レンジで使用ができないデメリットがあります。
でも、レンチンして皿自体がアツアツになった状態で食卓に並べることに幸せを感じない私には
さほど大きなデメリットになっていません。
同じような感覚の方でしたら是非バンブーファイバーのお皿をお試しください。
種類も豊富なので、同じデザインで一式そろえると素敵な食卓になりますよ♪

エシカル消費のコツは、その商品の作られた過程や処分する時の影響などについて興味を持つことです。
価格だけでなく商品を深く知り、共感できるものを選ぶだけで、自ずとエシカル消費につながっていきます。
自分でも気づかないうちにすでに実践している方もきっとたくさんいることと思います。
もっとエシカル消費を進めたいという方向けには、エシカル商品紹介の拡大版を展開していきたいと思っていますのでご期待くださいませ♪♪♪